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日本の文化を知ろう!浮世絵について

2023.06.15

世界に影響を与えた日本の絵画

日本には浮世絵という有名な絵の種類があります。

浮世絵は、日本の芸術であり独特な表現方法と色が特徴です。

浮世絵は1600年代前半に始まりました。
また、浮世絵は江戸時代(1603年〜1868年)に日本の人々に愛されました。

有名な浮世絵の画家は

  • 菱川師宣
  • 鈴木春信
  • 鳥居清長
  • 喜多川歌麿
  • 東洲斎写楽
  • 葛飾北斎
  • 歌川広重
  • 歌川国芳

などです。

浮世絵をはじめに評価した人

日本人は江戸時代に外国と貿易をしませんでした。
これを鎖国と言います。
このため、浮世絵も外国では知られていませんでした。

しかし、1854年に鎖国が終わりました。
そして、アメリカ、オランダ、 ロシア、フランス、イギリスなどの国と交流が始まりました。

このときに、浮世絵が外国に広まり大きな影響を与えました。

浮世絵は日本で一般の人に愛されていました。
しかし海外では芸術家に人気がありました。

そしてこれがジャポニスムと呼ばれる日本文化の流行を起こしました。

ジャポニスムとは、19世紀後半にフランスではじまりました。
この時浮世絵など日本の陶器や美術品がフランスの芸術家に人気がありました。

このジャポニズムはゴッホやモネなどの芸術家に影響を与えました。
モネは「ラ・ジャポネーズ」という名前の絵を描きました。

カラフルで独特の表現方法が使われた作品

ここでは日本で最も有名な浮世絵と浮世絵の画家を紹介します。

まず、世界でよく知られている浮世絵は葛飾北斎が描いた「冨嶽三十六景神奈川沖浪裏」です。

この浮世絵は青色で描かれた波がすばらしい作品です。
そしてこの絵は東京にある太田記念美術館で見ることができます。

また、東洲斎写楽が描いた「三世大谷鬼次の奴江戸兵衛」も有名です。
この絵は、役者を描いた作品です。
顔が大きく、手は小さく描かれています。
これによってこの絵を見る人はとても力強い印象を感じます。

東洲斎写楽という画家の正体はよく分かっていません。
そのため、この画家は謎の浮世画家として有名です。

そして、菱川師宣の「見返り美人図」という作品は、むかし日本の切手の絵でした。
そのためこの絵は日本で有名です。
菱川師宣は浮世絵をはじめた人です。
また、「見返り美人図」という作品は他の浮世絵と比べるととても地味な印象です。
この絵には赤い着物を着た日本の女性がうしろを振り返っていてとても美しいです。

東京で浮世絵を見ることができる美術館

浮世絵は東京都にある太田記念美術館で見ることができます。

この美術館は、むかし東邦生命保険相互会社の社長を務めていた五代太田清藏氏が集めた浮世絵のコレクションを展示しています。

この美術館には約12,000点の作品があります。

ここには東洲斎写楽の「初代市川鰕蔵の竹村定之進」、葛飾北斎の「雨中の虎」、そして「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」などの有名な浮世絵画家が描いた作品があります。

また、定期的にそれぞれのテーマを持った展示会があります。

この美術館には駐車場がありません。
そのため電車で行くことをおすすめします。

●JR山手線原宿駅表参道口から歩いて5分 (表参道を青山の方向へ進んでソフトバンクの先の道を左に曲がります)
●東京メトロ千代田線/副都心線:明治神宮前駅5番出口から歩いて3分 (表参道を原宿駅の方向へ進んで千疋屋の先の道を右に曲がります)

今回は、日本の有名な芸術、浮世絵をご紹介しました。
世界の芸術家に大きな影響を与えた日本独自の芸術を楽しんでください。

参考サイト
太田記念美術館 Ota Memorial Museum of Art
The UKIYO-E 2020 ─ 日本三大浮世絵コレクション
ジャポニズム


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