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2023.06.15
世界遺産「古都奈良の文化財」
- 東大寺
- 興福寺
- 春日大社
- 元興寺
- 薬師寺
- 唐招提寺
- 平城宮跡
- 春日山原始林
の8つは、奈良の歴史や文化を表す資産として、 1998年に文化財に指定されました。
興福寺にある国宝
国宝の仏像が日本でいちばんあるお寺
国宝に指定されている彫刻(仏像など)は、日本に136件あります。 その136件のうち、14%の仏像(18体)が、この興福寺にあります。
いちばん有名な仏像が、「阿修羅像」です。 阿修羅像は、興福寺の「国宝館」という場所に納められています。
仏像の数が2番目に多いお寺は、法隆寺です。 このお寺には、17体の仏像があります。
法隆寺も世界遺産です。
4つの建物も国宝!
- 五重塔
- 三重塔
- 東金堂
- 北円堂
九番札所の「南円堂」は、国宝ではなく「重要文化財」です。
興福寺の歴史
710年に唐(中国)の長安をまねて平城京が作られました。 その時に、右大臣であった藤原不比等が、飛鳥にあった氏寺を平安京に移しました。 そして興福寺を建てました。
右大臣とは当時の日本の政府の役職です。 氏寺とはその一族が持つお寺です。
その後お寺の建物を作りました。この建物のことを伽藍と呼びます。 そして、現在の奈良公園の面積と同じくらいの大きさのお寺になりました。
しかし1870年に明治政府が「神仏分離令」を出しました。 これは日本の伝統的な宗教である、神道と仏教を分けるという命令でした。
そして神仏分離令により、「廃仏毀釈」という運動が発生しました。 仏教をやめて神道を信仰することを訴えました。
この運動で興福寺は境内のほとんどを失い、現在の大きさになりました。
「奈良公園」はもともと興福寺の境内でした。 しかし、今は興福寺が奈良公園の一部のように見えます。
今の興福寺には塀や門がほとんどなく、開放的な雰囲気の境内です。
興福寺から歩いて行ける「世界遺産」「国宝」「天然記念物」!
奈良の名物は、
- 「東大寺の大仏」
- 「春日大社の灯ろう」
- 「奈良公園の鹿」
などです。
世界遺産の「東大寺」
第45代目の天皇で、聖武天皇という人がいました。
この天皇は、当時日本で流行していた病やいろいろな