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2023.06.12
日本の仕事で役に立つ資格の例
日本でどんな仕事がしたいかが決まっている人や働き先が決まった人は、その業界や職種に関係がある資格を探してみましょう。
難しいものから簡単なものまで、いろいろな資格があります。
短い時間勉強しただけで取ることができる資格もありますから、調べてみましょう。
IT系の資格
基本情報技術者試験(FE)
経済産業省が認定する(にんていします)国家試験です。
IT企業で働く人だけじゃなくて、ITの商品を売る仕事をする人も、持っていると持に立つ資格です。
資格を持っていることでお給料が上がる会社もあります。
マイクロソフト認定トレーナー(MCT)
WordやExcelのインストラクターを目指せる(めざします)資格です。
ICTプロフィシェンシー検定試験(P検)
応用情報技術者試験(AP)
ITパスポート試験(IP)
コンピュータサービス技能評価試験
ビジネススキル全般に関係する資格
マーケティング検定
ウェブ解析士
JWA Webディレクション検定
https://www.web-kentei.jp/webDirection
秘書検定
秘書は、高いビジネスマナーが求められる(もとめます)仕事です。
ですから、秘書検定は、秘書になりたい人だけではなく、日本の接客やビジネスマナーの基本を勉強したい人が受けるといい資格です。
敬語を中心にビジネス日本語の勉強にもなりますし、この資格を持っていると「日本語能力が高い」という証明にもなります。
実務検定
普通自動車免許
日本の営業職で、いろいろな会社を訪問する(ほうもんします)場合は、会社の車を自分で運転して移動することが多いです。
東京や大阪でも、お客様の会社が郊外にある場合は車を運転して行きます。
すでに車の免許を持っている人も、日本で普通自動車免許を取得しましょう。
営業士検定
セールスやマーケティングについての認定資格です。
営業力強化検定
営業の仕事の基本知識、マーケティング、情報管理などの勉強ができる資格です。
金融系の資格
ファイナンシャルプランナー(FP)
ファイナンシャルプランナーは、お金について、お客様の人生設計を手伝う仕事です。
金融、生命保険、投資信託などの知識が必要です。
3級はきちんと勉強したらそこまで難しくないですが、2級からは実技試験もあって、取るのが難しい資格です。
銀行などの金融業界で働く人は、この資格を持っていると、お客様からの信頼を得ることができるかもしれません。
金融に関する日本語を勉強するのにも、いい資格です。
国際会計検定
国際会計検定(BATIC)は、国際会計の知識を勉強する資格です。
英語で受験します。
日本の「日本日商簿記検定」の英語バージョンだと思ってください。
英語がわかる人は、BATICを取ってから「日本日商簿記検定」の勉強をすると、いいと思います。
日本の会社で日本語で仕事をするならBATICより「日本日商簿記検定」がおすすめです。
「日本日商簿記検定」は、日本人の大学生も、就職活動をはじめるときに取ることが多いです。
サービス業の資格
お客様に物を売ったり接客サービスを提供したりするときに、役に立つ資格です。
サービス業種の中でも、どんな仕事をしているか(する予定か)によって役に立つ資格が違います。
日本の先輩におすすめの資格を聞いてみるのも、いいかもしれません。
販売士
登録販売者
家電製品アドバイザー
シューフィッター
レストランサービス技能士
サービス接遇実務検定
翻訳・通訳関連の資格
JTFほんやく検定
日本語を英語に翻訳する能力をはかる試験です。
1級や2級に合格すると、JTFから翻訳の仕事をもらえることがあります。
JTA公認翻訳専門職資格試験
日本語を中国語または英語に、中国語または英語を日本語に翻訳する能力をはかる試験です。
JLPTより難しい日本語の資格
日本語漢字能力検定
https://www.kanken.or.jp/
漢字の知識をはかる試験です。日本人も合格できないぐらい、難しい漢字がたくさん出ます。
ビジネス実用日本語検定(J.TEST)
「A-Cレベル試験」は、N1より上の日本語能力をはかる試験です。
ビジネス日本語能力テスト(BJT)
JLPTでN2・N1の人がたくさん受験しているビジネス日本語の試験です。
全部の問題に正解すると800点ですが、N1を持っていても、600点以上取ることができる人はとても少ないです。